【驚き】気功との出会い

【驚き】気功との出会い

中国では気功は迷信の一つとされています。

中国で生まれた私も小さい時からずっとそう思っていました。

そんな目に見えない迷信である気功と初めて出会ったのは中学一年生のときだった、しかもそれは中国ではなく、日本での出来事だった。

中国の小学校を卒業したあと、私は日本に来ることとなり、日本に来て間もなく、母親の知り合いのところを訪ねた、訪ねたその先が、日本で有名な気功師だった。

気功に対してはマイナスなイメージしかなかったため、その気功師にもいい印象を持てなかったが、その娘は私と年齢があんまり離れてなく、まだ話し相手がいなかった私はその娘と仲良くなり、成人するまで彼女に仕事や恋愛の相談などをしてもらったりと、お姉ちゃんのように接していた。


しかし、大人になるにつれ、彼女と連絡を取るのが少なくなり、久々に連絡をしたとき、私は彼女の死を知った

そして、その死が再び私を気功という迷信に近づけさせた

それは、日本語と中国語を両方話せる私に、彼女の父から診療所で事務などのパソコン関係の仕事をして欲しいと言われたからだ。

彼女にかなりお世話になっていたこともあって、私は気功の診療所で働くことを快く受けた。

しかし、気功については抵抗があったため、なかなか見えないこの怪しいものを受け入れることができなかった。

ただ、患者さんと気功教室の生徒と話をすることで、その疑っていた気持ちが徐々に興味へと変わりました。

そこで体験したこともないのに勝手に決めつけるのはよくないと思い、気功による施術を一度体験してみようと思いました。

その初めての気功体験が私に衝撃を与えることも知らずに…


あの日は一緒に働いていた、四柱推命の方でも紹介している岩谷誠子先生に気功の施術をお願いしました。

まず最初に、岩谷誠子先生からツボや筋肉をほぐすような整体をされ、今まで何度かマッサージや整体を受けたことがありましたが、そのどれとも違うような感じがして、素直にリラックスができてとても気持ち良かった。

続いて仰向けになるように言われ、仰向けになったあと、アイマスクをかけられ、気功による施術が始まった…

最初は頭上から冷たい風を感じていて、まぁ、手を動かしているからその風かな?と思っていると…

アイマスクをしているのにも関わらず、目の前が徐々に明るくなっていく…

何で明るくなっているんだろうと思っていると、今度は目の前にアメーバーのような、薄赤い液体のようなものが徐々に広がっては消えを繰り返し始めた…

え?ナニコレ…と思いながらしばらくそれを観察していると、今度は左から右へ流れ星のような光が走り出す…

続いて体の周りが痺れたような感覚になって、まるで体が浮いているような感覚になりました。

あとは意識があるのにイビキもしていました…

体が元気になったとかよりも、不思議な体験をしたことにびっくりして、気功に対してさらに興味を持つようになった。

そして最終的には私自身が気功を身に着け、他人に施術をするほどにまでなりました。

それもこれも、もしかしたら亡くなった姉ちゃんの導きだったのかもしれないとたまに思ったりします…

どうか姉ちゃんはあっちの世界では心の安らぎがある日々を過ごせますようにお祈り申し上げます。

【騙されたくない人のための】気功の五大禁忌

【騙されたくない人のための】気功の五大禁忌

気功は見えないゆえに、本当に信用ができる気功師を見分けることがとても大事なことです。

本場中国では、気功師にとっての五大禁忌があります。

この五大禁忌を破っているような気功師はまず信用できません、ちゃんとしている気功師は気功を学ぶ前からこれらを大切にしています。

そして、これを違反している気功師には、それなりの報いを受けてしまう可能性すらあります。

とにかく、気功師はもちろん、病院の先生や有名人でも、有名だから信用できるとか、いい人だというような考え方は最も愚かな考えだとアドバイスをいたします

では、その五大禁忌とはどんなものなのかを今から一つずつ紹介していこうと思います。

特に気功に携わるものは、まず気功はどんな禁忌があるのかを理解し、把握する必要がある。

気功の五大禁忌

1、忌【虚偽】
気功は「真気」を鍛えることを大切にしています、人を騙すような考えや行為は禁忌とされています。

そのため、気功に携わるものは、まず真人間でいることが大切である。

人を騙さない、真心を持ち、誠実な人でなければ、「真気」を作り出すことはできない

2、忌【貪欲】
欲深いのは、すべての災いの元である。

気功に携わる人が欲深くでいると、多くの面倒を招くことになるでしょう、その状態では気を練ることが不可能である

3、忌【憤怒】
人間の多くの病気は感情によって引き起こされる、つまり感情は人間の生理機能に大きい影響を与えることになる、もし生理機能のバランスが崩れてしまうと、様々な病気を引き起こしてしまう。
そのため、気功に携わる者は、怒りを鎮め、平常心を保つことが大切である、でないと気功の神髄に達することはできない
4、忌【大口】
気功に携わるものは大口を叩くことを自粛しなければいけない、会話でも行動でも余地を残さなければいけない。

大口を叩くことを自粛できないようなものはのちのち悪い結果を残すことになるだろう

5、忌【性交】
人体は「精」、「気」、「神」が盛んであることで健康でいられるとされている。

もし、生活の中で性欲を抑えないと、「精」を損ねてしまい、腎気を消耗してしまう。

なので、気功に携わるものは性交を減らすことがいいとされている。

しかし、「精」は人の意識のエネルギーの一種で、「精子」とは異なるものとする意見もあり、逆に適度な性交は気功にとって大切なこととしている。

いかがでしたか?以上が気功の五大禁忌です。

最後の禁忌以外は気功の禁忌というよりも、人間の禁忌みたいなものですね。

しかし、そんな人間の禁忌を簡単に破っている人は中国はおろか、日本の中にも多く存在します、中にはすべてを破っている人すらいます。

気功師や病院の先生はもちろん、友達選びでも、自分の精神的豊かさを守るために、人間としての禁忌を簡単に破ってしまうような人とはできるだけ距離を置いてみるのは悪いことではありませんよ。

気功って怪しくない?

気功って怪しくない?

お答えします。


気功はすごく怪しい!

だって、気功ってすごい変な動きをするじゃないですか!

しかも、テレビだと「はっ!」って手を前に押すだけで人が飛んだりするし(笑)
そういうのはマンガの世界だけでお願いしたいですよね!

あとは、芸能人が民間療法に手を出してるマイナスなイメージもあるし、あれって話を聞くと、ほとんど「気功」と関係しているらしいし。

一番最悪なのは、見えないことをいいことに宗教や、金儲け、人を騙すために使われているようなイメージがあります!

なので、気功が見えないことをいいことに、悪い人が悪用する、怪しさしかないと思うのは何一つ間違いではありません


だけど、人間は不思議なもので、怪しいと思っていても、不思議なことにはなぜか興味を抱きますね?

では、普通あんまり触れることのない、この怪しげな気功を、イメージだけで流されたくない方のために少し踏み込んでみようと思いますので、興味がある方はぜひお付き合いください!

その前に、まず私個人の意見を述べておきたいと思います。
私はかつて気功ほど怪しい物はないとずっと思っていました。
しかし、自分自身が気功を受ける機会があって、そのときに今まで体験したことのない感覚を覚えました。
それから気功に興味を持ち、気功の施術ができるほどの力を身に付けました。
長年普通の考えしかなかった私は、正直今でも気功について色々思うところはあります

しかし、そんなことよりも利用者の「調子がよくなった」の一言が全てです、それだけで余計な考えは全部どうでもよくなります。

長くなりましたが、さっそく怪しい気功の世界を軽く覗いてみましょう。


気功はいつ、どこで、誰が?


気功は何千年か前に、中国で生まれました、肝心な「誰が」なのかは、「謎」です。

その歴史は長く、気功と関連するものでは
「静座」「坐忘」「瞑想」「胎息」「行気」「調気」「周天」「内丹術」などがあります…
瞑想ぐらいしか分かりませんね…

そんな気功は元々名前がなく、「舞」と表現されていて、「気功」という文字が書かれた最も古い文献は、何と、あの三国時代の「諸葛亮孔明」と並ぶ「曹操」が統治していた「魏」の凄腕軍師「司馬懿」の孫「司馬炎」が立ち上げた王朝、「晋」の時代のものでした(周りくどっ!)。
ちなみに「曹操」とその息子「曹丕」は気功の愛好者だったそうです。


また、気功は中医学を基本としていて「陰陽」「五行」「臓腑」「経絡」「精気神」の知識を用いていて、森羅万象の考えを大切にしています。

中医学では、血液は気によって体の隅々まで運ばれます、そして血液が滞ると病気が発生するとされています。つまり、血液が滞るのはそれを運ぶ気に問題があるということです。

ちなみに、その血液や気が通る道を「経絡」と呼び、その経絡上に点々と存在している信号機のような働きをする場所が、みんながよく知っている「ツボ」です


気功は、自分自身の気の流れをコントロールして、体を健康に導く方法があります、その方法を「内気功」と呼びます

そして、他人の気の流れをコントロールして、健康に導く方法を「外気功」と呼び、この「外気功」こそが、気功のイメージを低下させてしまう要因の一つです

「内気功」というのは「ヨガ」や「太極拳」のように、自分の体を自分で鍛えるものなので、フィットネス感覚で、誰にも迷惑をかけません。

しかし、「外気功」は違います、「外気功」は基本的に自分ではなく、誰かの体の不調を緩和するためのものだからです。
その特性を利用して、大昔から今まで「お金」や「名誉」をこよなく愛する悪い人がごぞっと人を騙す道具にされました

上の要因と別に、もう一つイメージを低下させる理由があります、それは…

【非科学的だから】です

実は、「気」についての研究はずっとされていました、ただ現代医学では気のことを「磁気」と判断したり、「電気」と判断したり、「赤外線」として判断していました
何かが存在しているのは間違いないが、その正体は未だに不明である

気の正体は気になりますが、しかしそれよりも目を向けて欲しいのは、「気功師は気を意図的にコントロールできるのかどうか」です、人間にはそんな能力は本当にあるのでしょうか?


人間はなぜ生きているのか?
地球の中は一体どうなっているのか?
宇宙は何なのか?

人間にとってこの世界は分からないことだらけです、しかし分からないことがあっても、人間は自分自身の情報でしか物事を判断しません、例え別の人がそれは間違えだと言っても…

どんなことでも、もしどうしても気になることだったら、まずはできることならば、そのことに触れてみて、その情報を自分が経験して、そして自分なりの「答え」を見つければいいと思います


PS:近年では乱数発生器の測定による量子と人間の意識の関係性についての研究が着手されたみたいなので、どんな研究結果が出るかが楽しみですね。