【痛みの王】三叉神経痛

【痛みの王】三叉神経痛

三叉神経痛について

三叉神経痛の痛みほど強烈なものはありません。

三叉神経痛の患者にしか分からないことだが、その痛みはまるで、束ねた100本の針に肌を刺されるようで、もっとひどい場合はナイフで顔の肉をそぎ落とされているようだと…

そのため、三叉神経痛の凄まじい痛みは痛み界の王として、君臨されておられます…

その痛みはご飯を食べているときでも、会話をしているときでも容赦なく襲ってくるため、患者にとって痛みだけでなく、日常の生活まで影響される耐えがたい厄介な病気です

幸い、その痛みは長時間続くことはありませんが、ただ…発作が始まってしまうとまるで生きたまま地獄に堕ちってしまったような気分になる…

【神?】三叉神経痛の痛みをなくす注射

三叉神経痛に対して即効性がある療法があります、それは神経ブロックという方法です。

神経ブロックは主に末梢神経に直接、もしくはその近くに局部麻酔して、神経の機能を停止させて、痛みを減軽させる治療法です。

神経ブロックの注射がうまく効果を発揮すれば、痛みは一瞬でなくなります

しかし、西洋医学には副作用は付き物です、もちろん神経ブロックを使った治療もいいのですが、いきなり神経ブロックするというのはおすすめできません

神経ブロックはツボマッサージや漢方薬、または三叉神経痛用の薬を使っても効果があんまり感じられないときに、最後の選択として行う療法です。

神経ブロックとは

自分で簡単にできる三叉神経痛を緩和するツボマッサージ


三叉神経痛に対して効果があるツボは【下関穴】、【頬車穴】、【陽白穴】、【合谷穴】があります。

【下関穴】【ツボの場所】:
口を開けたとき、耳穴の前にある凹むところです。
【下関穴の詳しい場所はこちら】


【マッサージの仕方】:
口を開き、そして閉じを繰り返しながら、両手の人差し指の腹で下関穴から頬骨弓に沿って鼻へマッサージします

【頬車穴】【ツボの場所】:
頬車穴は下顎骨の角、耳たぶのやや斜め下にある、下あごの横の角から、鼻の方向へ斜め上1センチぐらいにある凹みです。
【頬車穴の詳しい場所はこちら】


【マッサージの仕方】:
息を吐きながら両手の人差し指でゆっくり押し込む、息を吸いながらゆっくり指を離すを繰り返す

【陽白穴】【ツボの場所】:
陽白穴は前を直視したとき、瞳孔の真上、眉毛を2センチ越えたところにあります。
【陽白穴の詳しい場所はこちら】


【マッサージの仕方】:
マッサージをするときは人差し指、または親指の指の腹でツボを押して、ゆっくり力を入れて押し込む。
もしくは爪楊枝を5、6本縛ってツボを刺激するのもとても効果があります

【合谷穴】【ツボの場所】:
両手の人差し指と親指の骨が交差するところにあります(中手骨)。
【合谷穴の詳しい場所はこちら】


【マッサージの仕方】:
逆の手の親指と人差し指で摘まむ

【おすすめ】下関穴と陽白穴を同時にマッサージする。
両手の人差し指と親指の骨が交差するところにあります(中手骨)。
【マッサージの仕方】:
両手の人差し指で陽白穴をマッサージしながら、下関穴から鼻までを親指でなぞる


【その他】【聴宮穴】

三叉神経痛に有効な漢方薬

病院での治療と漢方薬を合わせて治療に使うと効果を高めることができます
その際に服用する漢方薬は「五苓散」です。

病院で使われている薬の副作用が強いため、長期または大量に使用することは避けるべきです、それに対し、五苓散の副作用が少なく、安心して長期に渡って服用することができます

特に副作用で口がすごく乾いたり、大量に水分を摂取しているのに尿が少ない、すぐ眩暈になる、むくみがある方は五苓散だけでも十分な効果を得られます。