
【胃の疾病】胸焼けとげっぷ改善
胸焼けを引き起こす原因
たばこの吸い過ぎやお酒を飲み過ぎたあとに、胸が火に焼かれているような違和感に襲われることがあります、この何とも言い難い気持ちが「胸焼け」です。
胸焼けの原因は胃酸過多、または胃の中の食物が食道に向かって逆流するためか、食道の異常運動、食道の粘膜の異常、胃の中の圧力増加、食道炎、食道潰瘍、胃炎、胃潰瘍などによって引き起こされます。
食事やおやつを食べた後、柑橘系の食べ物や栗、ケーキなど比較的に酸性が強いものを食べたあとも「胸焼け」のような感覚になります。
胸焼けとげっぷ
胸焼けと同時に「げっぷ」が伴うことが多く、またげっぷのときに何か酸っぱい感じがするのは「呑酸」と呼びます。
「胸焼け」と「げっぷ」の性質は違いますが、同時に起こります。「げっぷ」は生理反応のようなもので、胃の中の空気とガスを口から排出させます、そのためのげっぷなら心配になるようなことはありませんが、もし長い時間げっぷが続くようで、さらに痛みや匂いを感じる場合は潰瘍の可能性があるので、すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。
げっぷで損する
よく人の前で話をする方は、あなたのげっぷは他人にとって悪い印象を与えてします。
特に接客業の方は相手に不快感を与えてはいけないので、もし、お客様の前でげっぷなんてしたらと思うと、ぞっとすることでしょう。
また、欧米ではげっぷをするのはオナラーをするよりも失礼なことです。
胸焼けやげっぷを改善するツボマッサージ法
胸焼けとげっぷを改善するためのツボは【中脘穴】と【第三厲兌】です。
第三厲兌:
足の中指の爪の下の縁から約2ミリ、足の人差し指に少し偏ったところ。
息を吐きながら、親指で中脘穴を強めに6秒間押し込みます、5回繰り返せば胸の違和感がよくなっていきます。
第三厲兌:
息を吐きながら、親指を人差し指で強めで握ります、これを3回繰り返します。
